新型コロナ禍でカナダ渡航:隔離計画 quarantine 体験レポート!

コロナ禍ではありますが、カナダに留学する方が、少しずつですが到着されています。
今回は、カナダのオンタリオ州ロンドン市に長期留学する方のご協力で、日本出発からロンドン市到着までの様子をレポートしていただいています。
O様、ご協力いただきありがとうございます。
提供していただいた体験レポートは、留学を考えている方々、コロナ禍での渡航について不安を感じている方々に、とても参考になります。

当サイトからのお願い

留学で到着する方は、航空券を買う前に、QUARANTINE 14日間の隔離について、留学先の学校などに必ず問い合わせをしてください。
学校やホームステイ手配団体が、隔離先のアドバイスや紹介をしてくれると思います。
また、留学生によって、隔離プランは違ってくると思われます。


同伴者のいない未成年者の14日間の隔離について

中学や高校留学の未成年者については、3日間ホテル待機は免除になっています。
未成年は特例で、ホームステイ先や寮など、予定している隔離先で14日間の自己隔離を行うことができます。
中学留学や高校留学の場合は、学校やホームステイ団体などが宿泊先を手配しているケースがほとんどだと思います。
入学する学校や、ホームステイ手配を依頼した団体などに問い合わせをして、指示に従ってください。

今回の渡航&隔離計画(2021年4月の時点)

渡航時点では、東京からトロント行の直行便がありません。
このレポートでは、
①羽田空港からバンクーバー空港へ到着して、バンクーバーにて政府指定のホテルで3日隔離をして

②その後、バンクーバーから国内線でトロント空港へ移動して、トロントのホテルで更に残りの隔離をして

③留学先(ロンドン市)に移動
という計画で行動しています。
※このページは、現在アップデート更新中です※

羽田空港から出国

羽田空港からの出発便は、平日月曜日の夜の便だからか、かなり空いていました。チェックインカウンターは、受付開始時間には人が並びますが、長時間待つほどではなくチェックインが終わり、その波が終わると人はまばらになります。

出国ロビーの上の階の飲食店は、通常は営業していると思うのですが、この時は1軒以外閉まっていました。
そんな中、高校生・大学生くらいの留学生の団体の方達も同じ便にいらっしゃいました。
チェックインは通常とさほど変わらないと思いますが、パスポートやチケットなどを提示する際に、合わせて出国前のPCR検査の陰性証明の提出と、おでこの検温がありました。保安検査場での検査では、コロナに関する質問やチェックは特にありませんでした。
検査場の後の搭乗口も、写真の通り乗客は少なめでした。

飛行中の機内で

空き具合は便によって様々だと思いますが、この便では周囲の座席で詰めて座っているところは見かけず、私も、座った3人席に自分のみ、前と横の列は不在、後ろの席もおひとりだったので、別の方との距離を気にせず過ごすことができました。
飛行機に詳くないため、今は機内食の提供がないかもしれないと思っていましたが、夜の食事、飲み物、到着少し前の軽食など、飲食も提供していただきました。機内では、途中でアルコール消毒のお手拭きシートを配ってくれますが、その他は、マスクをしていれば普段と変わらず過ごすことができました。

バンクーバー到着

バンクーバーに到着して飛行機を降りり、”Arrival”の看板に沿って行くと、到着ロビーにつきました。そこに並んでいる機械を操作して、e-Declarationを行いました。大まかに、パスポートのスキャン、顔写真の撮影、税関申告の質問事項に答える、などを行いました。
答え終わると機械からレシートが発行され、その先の入国審査官のゲートに進みました。

入国審査官のチェック

この入国審査の際に、事前に登録したArriveCANのレシートを提示するはずだったと思うのですが、審査官の最初の質問で、すぐ前のe-Declarationのレシートを出すように指示されたのかと思い、そちらを提示してしまいました。それ以外に、パスポート、滞在目的、3日間の隔離先の情報、その後の隔離先、学校の入学許可書などを提出して確認されたと思います。
ArriveCANの提出の参考にならず申し訳ありませんが、これを読まれている方がいらしたら、ArriveCANのレシートの提示を合わせて行ってください。

到着ロビーとその奥のe-Declarationの機械の写真です。

もうひとつの審査ゲート(名称不明)

入国審査官のチェックが終わったら、その奥にもう一つ審査ブースがあり、政府指定の3日間の隔離先ホテルの情報を確認されました。Booking Confirmationのメールを提出したところ、そのconfirmationに分かりにくいところがあったのか、審査官が直接ホテルに電話して、間違いなくブッキングできているか確認を取っていました。審査官自体はとてもやさしかったです。今思うと、ArriveCANのレシート未提出のためかもしれないので、渡航者全員にこの審査があるのかわかりませんが、このようなチェックもありました。

預入荷物のピックアップ

先ほどの審査が終わった先に、バゲージクレームエリアがあり、預け入れしていたスーツケースなどをピックアップします。

イミグレーション(ビザ発給)

荷物を受け取ったら、その隣にあるImmigrationの部屋へ行って列に並び、審査官へビザ申請の許可書、パスポート、学校の入学許可書などを提出し、ビザの発行を受けました。こちらではコロナに関して何か質問や確認をされたりすることはありませんでした。

PCR検査

ビザ発行の後に、PCR検査でした。日本出発前に、バンクーバー空港でのPCR検査受診の事前登録 (LifeLabs)を行っていたので、そのIDを提示すると、そのままPCR検査を受ける列へ並ぶことができ、比較的すぐ検査を受けることができました。結果は後日メールで連絡を受けます。
事前登録なしで、その場で登録してから受けることもできるそうです。

PCRホームキットを受け取る

PCR検査ブースを出たところで、入国10日目に自己隔離先でPCRテストを行うホームキットが配布されました。その際、配布の係の方が、私のテスト日(Day10)がいつか、使い方の説明がキットの中にあることなどを、丁寧に説明してくれます。また、私はトロントへ移動しますが、その場合もテストした検体を回収する仕組みができているので、トロントでもテストをするように教わりました。

出口or シャトルバスなどでホテルへ

ホームキットのエリアの先に、シャトルバスや出口を案内してくれる係の方がいて、滞在先ホテル名を確認して待機場所を教えてくれ、バスが到着するころに、何番乗り場に向かうように指示してくれました。そして、他の宿泊者の方数名と一緒にホテルへ送ってもらいました。バンクーバーのホテルで3日間の隔離滞在です。

バンクーバーのホテル

カナダ政府指定のホテルで、3日間の隔離滞在です。バンクーバー到着直後のPCR検査の結果待ちになりますが、結果は翌日(入国2日目)にでました。メールでアクセスするリンクが送られてきて、サイトにログインしてPCR検査の結果を見ました。
ルールとしては、結果が陰性だったら、3日間を待たないで、自分のプランしている隔離先に移動してOKになっています。
例えば、こちらに一人暮らしの自宅がある方だったら、陰性になったら自宅にすぐ帰って残りの隔離をすることができます。ですが、ホテルを早くにチェックアウトしても、ホテル代の返金はされないと言われています。

チェックイン

チェックインも、コロナに関してなにか提出を求められたりはせず、紙にサインをして部屋のカードキーを受け取るスムーズなものでした。チェックアウト日のシャトルバスの申し込み方法を確認し、そのまますぐ部屋へ向かいました。

ホテルでの食事

食事の提供方法はホテルにより異なると思いますが、私の滞在先では、3食それぞれ時間になると、部屋のドアの前に作りたての温かいものを届けてくれ、食べ終わったものをまたドアの外に置くと片付けてくれました。部屋で出たゴミも合わせて出しておくと一緒に処分してくれます。メニュー全体は毎日同じで決まっていて、各食事に3-6種類、飲み物に数種類のチョイスがありました。前日に、食事と一緒に翌日のメニューオーダー表が来るので、選んで部屋の外に提出してオーダーします。

到着後のArriveCANでの報告

ArriveCANのレシートを提出し忘れたことを改めて思い出したのは、ホテルに着いてからでした。アプリでのレポート作業が立ち上がらなかったり、後から問題になったらと不安でしたが、到着初日のArriveCANのアプリには、Welcome to Canada! のメッセージが表示され、特に体調のレポートは必要ありませんでした。

2日目以降のArriveCANレポート

2日目の朝から、ArriveCANから体調報告のリクエストが、登録済みのメールとアプリ両方に届くようになりました。これを受信してやっと、入国時にレシートを提出し忘れましたがなんとか認識してもらえて大丈夫だったんだなと思いました。アプリでのレポートは、現在熱や咳などがないかという質問にイエス/ノーで答えるシンプルなもので、これまで毎日同じ質問内容です。

空港での初日PCR検査の結果

2日目に、早速バンクーバー空港で受けたPCR検査の結果通知が、登録していたメールアドレス宛てに届きました。メール内のリンクから、LifeLabsのサイトにアクセスしてみると、Negativeの結果が出ました。ひと安心です!

入国後に隔離先を急遽変更するときの変更方法

あまりないケースかと思いますが、私はカナダに着いた日に、4日目以降の隔離先がホテル側の事情でキャンセルになり、別のホテルに変更することになりました。調べたところ、ArriveCANへの変更の報告が必要だとわかりましたので、もし同じケースになった方がいれば、連絡先を参考にしていただければと思います。
※出国前に変更になった場合は、ArriveCANを登録し直して、最新のレシートを入国審査で提出する方法をとるので、こちらとやり方が異なります。

A. Government of Canadaの以下のページの、”Updating information after arriving into Canada”というメッセージフォームから送信する
https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/coronavirus-disease-covid-19/arrivecan/contact-us.html

B. または、以下のアドレス宛にメール送信する
phac.quarantine.covid19.quarantaine.aspc@canada.ca.

関連ページで指示された以下の必要記載事項に、変更理由を説明して送信します。
– your full name
– date of birth
– date of arrival
– previous contact information
– new contact information or quarantine address
https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/coronavirus-disease-covid-19/arrivecan/help.html

私はAから送信して、まずメッセージを受け取った旨の自動noticeが返信されてきて、2日後にBのQuarantine COVID19というチームから、
変更を許可するという返信が来ました。注意事項は、変更後の隔離先へ移動する前に必ず報告しておくことと、緊急の事態や妥当な理由がある時のみ変更が認められることです。

3日目、PCR検査ホームキットについて

空港で受け取ったPCRテストホームキットの中身を確認してみました。ごくたまに中身が不足している場合は再送してもらわないといけないようなので、早めに一度確認するとよいと思いますが、細かいアイテムもあってトロントへの移動中に紛失するのが心配でしたので、この日は不足なく入っていることを確認して、登録などの準備はトロントについてから行うことしました。

4日目、トロントへ移動

バンクーバーからトロントへ、国内線で移動しました。ホテルからバンクーバー空港へはホテルのシャトルバスを前日に申し込み、送迎してもらいました。
現在、エアカナダ国内線はコロナの影響なのかチェックインカウンターは国際線と一緒になっていました。私は前日にウェブチェックインをしましたが、チェックインの機械とスーツケースの預け入れの機械があり、無人で行うことができます。 トロント行きのチェックインでも、隔離や陰性証明などの質問やチェックをされることはなく、念のため提出するものがあるか聞きましたが、空港のPCRテストでネガティブだったなら大丈夫!と実際の提示は求められませんでした。

エアカナダ国内線機内

国内線は国際線に比べるともっと混んでいて、私の隣は空席でしたが、エコノミーはほぼ満席に近かったように感じました。飲み物の提供があり、スナックは、清潔にパッキングされた感染対策機内グッズの中に一緒に入っていました。国際線と同じく、皆さんマスクをして、普段とあまり変わらず機内で過ごせる印象でした。

トロント到着

トロントに移動して、次のホテル隔離(残り11日間)を過ごします。

トロント到着、ホテルへ

トロント空港へ降りると、”Baggage & Exit”の標識に沿ってずっとまっすぐ進みます。通路沿いのお店もほとんど営業していました。特に手続きはないので、その先の大きなバゲージクレームで荷物を受け取れば、そのまま出口へ向かえます。私は、ホテルの手配してくれたドライバーが出口に迎えに来てくれていたので、その車でホテルへ送ってもらいました。

トロントのホテルでの隔離の様子

私は語学学校が紹介してくれた留学生用隔離プログラムを通してトロントでの隔離先を手配したため、個人で予約する場合と細かな対応が違う可能性がありますが、こちらの隔離先では、部屋のカードキーを受け取らず、フロントの方が部屋まで案内してくれました。3食の食事メニューは一週間分決まっていて(学校の給食のような感じです)、毎食部屋の外に届けてくれます。部屋のリクエストはしていませんでしたが電子レンジがある部屋で、食事は作りたての時も電子レンジで温めるものの時もあります。ロビー階で販売されているスナックや軽食、飲み物も、フロントに依頼して購入し、部屋に届けてもらうこともできます。

Canada Border Services Agencyからの電話

5日目に、Canada Border Services Agency (TEL: 1-888-336-7735) から隔離の状況を確認する電話がかかってきました。
カナダ入国日、現在の隔離住所から始まり、滞在先の環境について、食べ物・飲み物はどう調達しているか、食事の受け渡しはどう行っているか、洗濯はどうしているか、外の空気を吸うことができるか、ごみなども処理してくれるかなどを聞かれました。また隔離中の体調や行動について、現在体調はどうか、部屋の外に出ていないか、訪問者がいないか、緊急で外出が必要なことがあるか、なども確認しました。PCRテストについても、Day1のテストを受けたかとその結果などを確認し、最後にDay10のテストを必ず受けるように言われました。またテストは看護師によるモニタリングが必要で、集中する時間帯は待ち時間が長くなるので朝早く行うといいよ、とアドバイスもしてくれました。

カナダ政府の調査員の訪問

私はホテル滞在でしたが、滞在中の部屋のインターホンが鳴り、ドアを開けたらカナダ政府のものです、とおっしゃる方がいらっしゃいました。
中には入らずドア口で、隔離についていくつか質問されました。例えば、一緒に国境を越えて移動したメンバー以外と滞在していないか、部屋から外出していないか、訪問者はいないか、食事などはどう調達しているかなど、電話で聞かれた内容と似ていました。最後に隔離ルールなどを調査員の方が改めて読み上げて終了しました。電話や訪問があるとは聞いていたものの、突然の訪問と、電話・訪問を両方受けたことにすこしびっくりしましたが、訪問自体は数分の短いものでした。

隔離チェックコール再び & PCR検査ホームキット実施前日コール

9日目の朝にも、カナダ政府の方から (同じくTEL: 1-888-336-7735) 隔離状況チェックの電話がありました。
聞かれた内容は前回の中から一部省略して大体同じことを質問されましたので、こちらもだんだんと返答する内容に慣れてきてきました。
そのあと、今度は違う電話番号 (TEL: 1-833-516-0677) から電話が鳴り、翌日のPCR検査ホームキットを忘れずに受けてください、という録音の案内でした。何事もない電話でほっとし、政府にとっての、この隔離ルールでのホームキットテストの大事さがわかるなと感じました。
※確認コールで電話が何回がかかってきても、心配しないで、そういうものとして考えておいたほうがよさそうです。

PCR検査ホームキット実施

トロントに移動した後、ホームキットのサイト (https://portal.switchhealth.ca/)で名前やメールアドレス、住所などアカウント登録をし、キットに同封の説明書と同サイトの動画説明などを見て、テストの流れとキット以外に準備するものを確認しておきました。
当日 は朝7時ごろからログインして、フライト、到着日、パスポート番号などカナダへの到着情報、テストキットのシリアル番号などを入力した後、ビデオ通話で看護師さんの指示のもとテストするため、その順番待ちに並びます。この時は130人弱待ちから並び始め、おそらく20分程度で看護師さんとつながりました。テスト手順は基本的に説明書や説明動画と同じで、担当した方によって少し変わる部分もあったと思いますが、すべて看護師さんがオンラインでひとつひとつ指示してくれる通りに行い、検体の採取と梱包まで完了しました。最後にこの後に行う、回収業者さんへの検体ピックアップの申し込み方法を簡単にアドバイスしてくれました。同日午後のピックアップを選ぶことができたので申し込んだところ、昼前にはホテルの自室のドア前から回収してもらうことができました。

朝昼夜の食事レポート

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