カナダ留学スタッフブログ🍁カナダ留学中に体験したカルチャーショックの一つ「チップ文化」②kenta

こんにちは。Kentaです。

皆さん、こんにちは!

今回は、カナダ留学中に体験したカルチャーショックの一つ、「チップ文化」についてお話ししたいと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、カナダではレストラン、タクシー、美容院など様々なサービスでチップを支払う習慣があります。

チップ文化のない日本に生まれ育った私には、提示された支払額に対してさらに上乗せをした金額を払うという行為に戸惑うことも多かったのですが、今では慣れて、チップを払うこと自体にはそこまで違和感を感じなくなりました。

今日はそんなカナダのチップ文化について見ていきましょう。

チップの金額ってどれくらい?

そもそもチップはどれくらい払うべきなのでしょうか?

インターネットで調べてみるとカナダでのチップの金額は、サービスの内容やその質によって異なるものの、一般的には15〜20%が目安だそうです。

例えば、レストランで100ドルの食事をした場合には、15ドル〜20ドルのチップを支払うことになります。

もちろん、サービスが良かった場合はそれ以上ということもあり、逆によほどサービスが悪かった場合にはそれ以下ということも。。
ただ、私の周りの友人に聞くかぎり、何かしらのサービスを受けた以上、良かろうが悪かろうが基本15%は払っているという人が多いです。

チップは必須なの?

チップはあくまでも任意で、支払う義務は全くありませんが、基本的には支払うのがマナーです。

ただし、全ての会計時に払う必要があるわけでもなく、ドラッグストアや衣服店など小売店や、ファストフード店などはチップは基本払いません。
払う対象として挙げられるのは主にレストランや、バー、タクシー、ホテル、美容院などです。

先ほどもいった通りチップを払うことは義務ではないのですが、支払わないと店員さんに失礼にあたることもあり、チップを払わなくて怒られたなんて話もちらほら聞きます。

そういったマイナスの側面を踏まえると、許容できないほど悪いサービスでない限り、基本チップは払った方がよいかと思います。

チップの払い方

チップの支払い方法はいくつかありますが、会計時に支払うのが一般的だと思います。

レストランでカードで支払いした際を例に挙げると、会計時の支払い端末の画面にチップを支払う画面が出るので、%で払うのか、$で払うのか等選択し、会計時にチップの支払いも全て行ってしまいます。

他にも、席をあとにする際にチップをテーブルに置いたり、チップ用の容器にチップを入れたり、最近だとアプリ経由で好きなタイミングで支払うことができるものもあります。

チップを払うメリット

普段からチップを多く払うことで良いサービスを受けられるというメリットもあります。

私にはいつも自分に似合う髪型に切ってくれるお気にいりの美容室があるのですが、そちらで毎度20%程チップを出しているせいか、眉を整えてくれたり、予約に融通を聞かせてくれたりと実際にチップで出す値段以上の価値を感じるサービスをしてくださいます。

良いサービスの裏には私が払うチップがあるからというのがどうも悲しいですが、因果がはっきりしている分、変に気を遣わなくて済むのでラクです。

レストランで働く同僚も、いつも沢山チップをくれる常連には良いサービスができるよう心掛けていると話していました。

チップを払おうと思った時に注意すべきこと

ただ、チップを払うときに注意して頂きたいのは、サーバーが提示したサービスや商品の金額の中にすでにチップが含まれている可能性があり、その上で更にチップを要求されている場合があることです。

先日会社のボーリング大会を行った際には、ボーリングのパッケージプラン代にチップ代が追加された状態で請求され、支払い端末にはチップが含まれていますよなんて細かいことは書いておらず、結局二重でチップを支払ってしまうというトラブルがありました。

こういった際には”Is tip included?”ーチップは含まれていますか?-等聞くなどしてチップを追加で払うべきなのかしっかりと確認しましょう。

また、常にTipと書かれているわけでなく、同義のGratutiyと書かれていたりするので注意が必要です。

個人的に感じる最近のカナダのチップ

カナダに住んでもう3年になりますが、チップを払うことがサービスに対する感謝の気持ちを表したり、お店をサポートできる一つの方法だと感じると同時に、特に良いサービスをしているわけでもないのに、当たり前のように18%や20%のチップを要求してくるレストランなども増えてきてうんざりしてきているのが正直なところです。

こういう意見に対してチップを支払うのが嫌なら自炊したらいいという意見もありますが、それは全くその通りで、この過剰に感じるチップのために私も最近はめっきり外食することがなくなりました。

私自身がサーバーをしていた時は、このチップに生かされていたといっても過言ではないので、チップがなくなればいいとは思いませんが、18%とでも20%でも気持ちよく出せるくらいのサービスの向上か、サービスのレベルに沿ったチップの請求をお願いしたいものです。

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