皮膚科レポ③ イブグリースのプログラムを申請してみた
こんにちは。ケンタです。
前回の11月13日に受けた皮膚科での診察から1カ月後の12月。2度目の皮膚科に行ってきました。
今回も、診療時の様子などを簡単にまとめていきたいと思います。
あくまで一個人の経験談となりますので、カナダで皮膚科に行く必要がある方、カナダの医療事情に関して興味のある方は参考程度に読んでみてください。
当日の様子
前回、皮膚科で診察を受けた私、アトピーに効果的だと近年よく耳にするようになった新薬デュピクセントを担当医にお願いするも、金額のために断念。
代わりに治療費をサポートもらえる可能性がある経済的な負担も少ないデュピクセントと似たタイプの薬イブグリースのサポートプログラムを利用することに。
診察から2週間程立ったころ、イブグリースの治験を行っているLillyPlus Patient Support Programという治験を受ける患者さんをサポートしてくださる団体?のようなところから電話があり、治験を受けてみますか?と連絡があったので二つ返事でお願いしますと返事しました。
その後、アトピーは症状はいつからでたのか?やどんな薬を使ってきたかなどの話をした後、注射治療に関しての基本情報をざっくり教えてもらい、今夜プログラムに関する書類をまとめて送るねと言われ、一旦電話は終わりました。
その晩、電話をした方より注射の打ち方や打つタイミングがまとめてある書類と、参加者の質問表をメールで受取りその晩のうちに返信。
皮膚科の時点では、私の症状を見る限りまず援助金対象だろうと先生から聞いていましたし、登録もスムーズにできたのでやけに案外あっさりできたなぁとのんびり待っていました。
ところが、また1週間後に同じところから電話が。ただ今回はReimbursement Specialistという違う部署の方から。話の要件は私が過去に利用した薬を改めて確認したいとのことでした。
仕事中に急にきた電話だったのもあって1から10まで全部説明することはできませんでしたが、昔から使っているリンデロンやロコイドなどのステロイドやプロトピック、錠剤の名前をわかるだけ全て伝えました。
その際に以下の免疫抑制剤の薬の中の一つでもよいから何か使ったことはあるかと聞かれたのですが、私はどれも使ったことはなく、それを伝えるとサポートは受け取れないと言われました。というのも、サポートを受けるには以下の該当薬を受けてもなお治癒しなかったという結果が必要だったからです。
- Methotrexate
- Cyclosporine
- Mycophenolate mofetil
- Azathioprine
うぅ、残念。
実は、皮膚科でイブグリースの治験の話を聞いている時に、先生も免疫抑制剤はやったことないみたいだからひっかかるとしたらそこだろうとは言っていたので、先生の悪い予感的中でした。
あと少しで援助金を受けられると思ったらまさかの却下でガッカリでした。また次回の通院時に改めて他に受けられる治療方法がないか聞いてみることにします。
ケンタ