海外カナダで日本語育児をはじめた理由、Parenting(ペアレンティング)
※バイリンガル育児については正解はありません。それぞれのお子さんによって違います。ここでは私の個人的な経験と見解を書いています。※
・国際結婚ファミリーが、海外カナダで日本語育児を始めた理由
・Parenting(ペアレンティング)とは?
国際結婚ファミリーが、海外カナダで日本語育児を始めた理由
私たちの家族は国際結婚で、夫(ポーランド出身)、私(日本出身)です。
そして娘(現在、大学生)がいます。
カナダという、異なる文化が交わる国で生活しています。
カナダの公用語は英語とフランス語です。
我が家は英語圏に住んでいるので、生活では英語が主に使われています。
娘が小さいころ、夫は「娘には英語を教えた方がいいよ」と言っていました。
確かに、英語はカナダで生活するには大事な言葉ですし、学校でも使われますよね。
普段の生活で使う英語には特に問題は感じていないのですが、
やっぱり「母国語ではない言葉(英語)で娘を育てていくのは、大丈夫かな」って不安でした。
英語での子育てには、自信がなかったですね。
それに、私は日本語もとても大切にしたいとも思っていました。
日本語は、私の文化や価値観を娘に伝えるための大事な言葉ですから。
それに、カナダに住んでいても、やっぱり自分の子供とは日本語でお話ししていたい、というのが私の願いだったこともあります。
「娘と日本語で話すことで、私自身が日本人としてのアイデンティティを保てる」とも思ったからなんですね。
私の両親も日本からカナダに移住してきたのですが、最初は日本語や日本の文化がだんだん薄れていくのを心配していました。
もちろん、カナダでは英語を使わないといけないこともよく分かっていました。
でも、私は娘に日本語を通して、日本の文化や家族の大切さも伝えたかったんですよね。
私の独断で、娘には日本語を使い続けることに決めました。
夫とは特に話し合うことはなかったけれど、夫は見守っていてくれたようでした。
Parenting(ペアレンティング)とは?
ブログのタグに「Parenting」を選んだ理由を、私の気持ちを込めてお伝えしたいと思います。
Parenting(ペアレンティング)って、簡単に言うと「子どもを育てること」なんだそうです。
親として、子どもの成長を見守りながら、愛情を持ってサポートしていくことですね。
育て方は家族や文化によって少しずつ違いますが、基本的には「子どもをどう育てていくか」という考え方がParentingなんだと思います。
たとえば、子どもの心や体の成長を助けたり、勉強や生活をサポートしたり、時にはしつけをしたり、感情面でも支えたりすることが大切です。
そして、親としては、子どもとの良い関係を作ることもとても大事なポイントですね。
まず、「Parenting」というタグを選んだ理由は、育児というテーマが本当に広くて、バイリンガル育児や日本語教育だけでなく、育児全般に関することを気軽に書けると思ったからです。
育児について書く内容って、一つのテーマにだけ収まらないことが多いので、いろんなことをシェアしていきたいなと思っています。
次に、親としての気持ちを大切にしたかったからです。
育児は、時に親としての責任を強く感じることがあるけれど、その中でどんな思いで子どもと向き合っているのか、どんな風に育てているのかを、みなさんに知ってもらえたら嬉しいです。
そして、バイリンガル育児も親として大切な取り組みの一つだと思っています。
日本語や英語をどう育てていくか、どんな風にバランスを取るかも、親としての工夫が必要です。
バイリンガル育児のことも、私がどう考えて実践しているかを伝えられたら嬉しいなと思っています。
このように、育児に関するさまざまなことを親の立場でシェアしていきたくて、「Parenting」というタグを選びました。
読んでくださった方々に少しでも共感してもらえたら、本当に嬉しいです。
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