「私はポーランド人じゃない!」泣き出した娘とアイデンティティの悩み
※バイリンガル育児については正解はありません。それぞれのお子さんによって違います。ここでは私の個人的な経験と見解を書いています。※
・我が家のハーフ娘、アイデンティティ問題
・アイデンティティってなあに?
我が家のハーフ娘、アイデンティティ問題
娘が幼稚園のとき、私は娘に「〇〇ちゃんのパパはポーランド人だから、〇〇ちゃんも半分はポーランド人なんだよ」と言ったことがあります。
そうしたら、娘は突然「私はポーランド人じゃない!」って泣き出してしまったんです。
私は驚いて、それで心配になりました。
娘は、自分のアイデンティティについて混乱してしまったのかもしれません。
あんなに小さかった娘が、自分のルーツをそんなふうに受け入れられなかったのは、やはりショックでした。
その時、私は娘にポーランド語を教えてあげられないという現実を感じました。
私はポーランド語がわからないので、どうしてもポーランド語を教えることができません。
夫の母国語はポーランド語ですが、夫は娘にポーランド語を教えようという気持ちは持っていなかったので、ポーランド語の教育は最初から諦めていました。
週末のポーランド語学校も考えましたが、日本語学校に通わせたかったので、ポーランド語学校はあきらめました。
言葉は文化の重要な部分だと思っていたので、その点で少し心残りではありました。
それでも、私はポーランド系の文化も、娘には受け入れてほしいという気持ちはありました。
それで、この悩みを解決するために、私はなにができるだろうか?と考え、それを実行することに決めました。
アイデンティティってなあに?
「アイデンティティ」という言葉は、私たちが自分自身をどう感じ、どのように考えているかを表すもの、とのことです。
つまり、「私は誰なのか?」という問いに対する答えのようなもの、なんだそうです。
アイデンティティは、私たちが持っているさまざまな特徴や背景から成り立っています。
たとえば、性格や趣味、価値観、そして家族や友達との関係も含まれます。
また、私たちがどこの国に住んでいるのか、どんな文化に触れて育ったのかも大切な要素です。
たまに、アイデンティティは時間とともに変わることもあります。
新しい経験や出会いを通して、自分についての理解が深まったり、ちょっとずつ変わっていったりすることがあるんです。
こうした変化を受け入れることは、成長や他の人とのつながりをより豊かにしてくれる大切なステップです。
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