娘のポーランド人アイデンティティ計画!言葉も文化も違うふたり―9歳の娘、8歳のいとこ、初めての出会い
※バイリンガル育児については正解はありません。それぞれのお子さんによって違います。ここでは私の個人的な経験と見解を書いています。※
【娘のポーランド人アイデンティティ計画!】
娘、ポーランドのイトコと初対面
2012年の夏休みの思い出です。
ポーランドに住んでいる娘のいとこ(当時8才)を我が家に招待することにしました。
娘より一つ年下の女の子で、きっと一緒に遊ぶのにちょうどいいかなと思ったんです。
私はまず「これがいい!」と決めてから夫に話しました。
相談というより、「こんなふうにしようと思ってるよ」と伝えた感じですね。
もちろん、夫も快く賛成してくれました。
すぐにポーランドの妹に連絡を取り、話を進めてくれたおかげで、娘のいとこが夏休みの間、カナダの我が家に滞在することが決まりました。
当時、娘は9歳、いとこは8歳でした。
文化も言葉も違う小さなふたりにとって、これが初めての対面になりました。
娘のいとこを迎えに、トロント空港へ行きました
彼女は未成年が一人で海外を渡航する際に利用できる「Unaccompanied Minor Service」を使ってやって来ました。
このサービスでは、航空会社の職員がチェックインカウンターから到着ロビーまで付き添い、安全にお迎えの人に引き渡してくれます。
私:日本語と英語
娘:英語と日本語
夫:ポーランド語と英語
いとこ:ポーランド語と英語(ほんの少し)
こんな感じの言語環境でした。
「いとことどうやってコミュニケーションをとればいいんだろう?」と、ちょっと不安もありました。
夫がいる時はポーランド語の通訳を頼めるけれど、夫がいない時はどうしよう???
私も少しだけポーランド語の単語やフレーズを覚えておくことにしました。
でも、いとこや娘の学習能力や適応力の速さにびっくり!
いとこは英語だけでなく、日本語のフレーズも(教えていないのに)自然と覚えていたんです。
娘も、遠くポーランドから来たいとことすぐに打ち解けて、一緒に楽しく遊んでいました。
言葉が違っても、いとこ同士は仲良くなれるんだなぁと、実感しました。
見守っていて、うれしかったですね。
娘にとっても、ポーランドのいとこと一緒に遊ぶ時間は、自分のポーランドのルーツを少しずつ受け入れていくきっかけになったようでした。
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