【ご注意】カナダ留学、モントリオール（ケベック州）のフランス語事情

モントリオールやケベックシティには数回、行ったことがありますが、ヨーロッパの雰囲気のとても美しいところです。
モントリオールのダウンタウンと周辺、ローレンシャン高原モントレンブラントは好きな観光地の一つです。
ケベックシティの町並み、シャトーフロンテナック（五つ星ホテル）も一度は行ってみたい観光地です。

英語はある程度勉強したから、今度はフランス語を勉強したい！フランス語で生活したい！
という方には、ケベック州のモントリオールはおすすめです。
ですが、英語をガッツリ勉強したい、英語だけで生活したい！という方には、他州（英語圏）をおすすめしています。
どうしてもケベック州のモントリオールでお子さんを英語系学校で勉強させたい場合は、英語で授業をする私立の学校も検討しましょう。

ケベック州では、短期滞在などの場合は、英語系の教育委員会で就学することも可能ですが、年数が制限されている、とのことです。

永住権の申請をしたら、子供はフランス語系の教育委員会で就学することになります。
そのため、将来的に永住権の申請を検討している場合は、最初からフランス語系教育委員会に入学するのが良いかもしれません。
フランス語系教育委員会の学校では、フランス語ができない生徒のために、ウェルカムクラスがあるとのことです。
フランス語をウェルカムクラスで１年から２年ほど勉強した後で、通常のクラスに入っていきます。

2022年、ケベック州州議会で、フランス語を保護する法律が可決されました。

これによって：
ケベック州にやってくる難民や移民者は、到着後、最初の６ヶ月は英語もしくは他の言語でもサービスを受けることができる。
ただし、その後の全ての州政府のサービスは、完全にフランス語でのやり取りを義務付ける。
これに従わなければ、さまざまなサービスを受けられなくなる。
さらに、司法制度で英語を使うことも制限する。
また州内の英語学校への入学も制限する。
とのことです。
この制定によって、英語系の学校にも影響がでているようです。
お子さんが入学する英語の公立学校(教育委員会)にも影響が出ている、と聞いています。

＜外務省海外安全ホームページ＞から
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=142958