カナダ親子留学体験談☆モントリオール親子留学プログラム参加の方にインタビュー
【ご注意ください:2022年、ケベック州州議会で、フランス語を保護する法律が可決されました。】
モントリオール親子留学については、ご参照ください。
カナダ親子留学:カナダのモントリオール市で、長期(最短1年間)の親子留学
2022年、ケベック州州議会で、フランス語を保護する法律が可決されました。
この制定によって、英語系の学校にも影響がでているようです。
お子さんが入学する英語の公立学校(教育委員会)にも影響が出ている、と聞いています。
BLIモントリオールの親子留学プログラムで留学中の方に、インタビューさせていただきました。(2020年更新)
回答者のご家族からとてもくわしく回答していただき、感謝しかありません。
モントリオール家族留学をご計画中の方には、ぜひ一度読んでいただきたい内容になっております。
【留学までの流れ】
6月6日にLINEでお問い合わせをいただきました。(BLIにオンラインで入学お申込み)
8月1日にモントリオールに到着されました。
8月5日から4週間、お子さんたちはBLIのサマーキャンプに参加されました。(公立学校に入学する前に『英語での学校生活、雰囲気に慣れておく』ことが目的です。)
8月14日、モントリオールからアメリカに行き、Biometricの採取をされました。
8月下旬から、お子さんたちの公立学校生活がスタートしました。
9月中旬から、親御さんの語学学校プログラムがスタートしました。
※今回は、LINEでのお問い合わせからモントリオール到着までに日数が短く、猛スピードで準備をされましたので、とても大変だったと思います。滞在中のビザ手続きと公立学校入学手続きについては、BLIと提携するビザコンサルタントのサポートを受けられました。コンサルタントの提案で、モントリオール空港にはEstaで入国され、Biometricはアメリカ入国して採取されました。
親御さんへのインタビュー
- 親子で留学しようと思った理由はなんですか?
- カナダ、モントリオールに決めた理由はなんですか?
- モントリオールでの生活はどうですか?
- ご自身の語学留学について教えていただけますか? 1日のスケジュールはどのようになっていますか?子育てと学校の両立などについて教えていただけますか?
- お子さんの学校生活はいかがでしょうか?
- 松下の印象を教えてください。
- 将来の目標などございましたら教えていただけますか?
- これから留学される方にメッセージなどありましたらお願いします。
娘(長女)の不登校が第一の理由でした。中1の夏休み明けからだんだんと学校に行かなくなりました。一緒に行ったり、学校に相談したりといろいろと試しましたが、うまくいきませんでした・・・不登校の理由も分からずモヤモヤとしているうちに1年が経とうとしていました。
そんな時、下の娘(次女)の友達がお父さんの仕事の都合でドイツに行くとの話を聞きました。私自身、留学の経験があったので海外へ行く事はあまり抵抗が無く、思い切って環境を変えてみよう!と急に思い立ったのがキッカケです。このまま長女が学校に行けず、大人になって後悔させたくないと思いで一杯でした。が、いきなり海外に行ってやっていけるのか、私の英語力も日常会話程度、資金面等の不安はもちろんありました。
不登校でも「何かしらのキッカケ」で学校に行くようになる子もいるとも聞いていましたが、このまま日本で「その時」が来るのを待つのか、思い切って別の世界に飛び込むのか、、天秤にかけた時に後者を選びました。次女と私、みんなで成長しよう!と長女を説得しました。娘2人とも英語はまったく出来ません。勉強は二の次!
留学の第一の目的は環境を変え、異文化に触れて、考え方やものの捉え方に豊かさを与える事でした。大きな視野を持つ事、海外での生活で自身を持てれば、大人になってもきっと頑張っていけると思って親子留学を決意しました。
急に思い立ったので、とりあえず親子留学について検索を始めました。高校卒業後にバンクーバー留学の経験があった事、カナダの治安等、そして早く行動に移したかったため、留学先をカナダに絞りました。
まずはバンクーバーを探しましたが、親子3人で行くには費用が高く他の国を探そうとしていた矢先にモントリオールの親子留学の記事に出会いました。親の学生ビザがあれば子供の学校費用が無料という、かなり魅力的な内容でした。迷いはありませんでした。
事前にほとんど下調べもできず、フランス語が公用語という漠然なイメージだけでモントリオール入りしました。15年以上ぶりの海外、そしてフランス語で書かれた標識・・・到着時はかなり戸惑いました。道を聞いて英語では返してくれましが、駅や道がフランス語の読み方なのでどこの事言っているのか全く分かりませんでした。
言語はフランス語が主に話されていますが、英語も通じます。ですが、英訳が無くフランス語で表記されている物が多いので、読めずに困る事もしばしば。。また、バス、メトロ(地下鉄)のアナウンスはフランス語のみなので、急に止まった時などは何が起こっているか分かりません。モントリオールに来て5ヶ月程度が経ちますが、フランス語に未だ慣れずにいます。
夏にモントリオールに来ましたが、過ごしやすく、空気も綺麗です。子供がいるので夜は出歩かないのですが、治安も良いと思います。初めての冬を体感中ですが、寒いです。
長女はセカンダリーなので、送っていったり学校まで付いて行ったりの必要がなく、娘一人、メトロ(地下鉄)で通学しています。
次女はエレメンタリーでスクールバスで通学しています。ピックアップポイントまで付き添い、出迎えます。(デイケアは使用していません)
6時30分過ぎ:起床
~7時過ぎ:お弁当作り・子供を起こす
8時:みんなで家を出る
8時20分頃:スクールバス見送り(次女)後、語学学校へ徒歩で向かう(母)
9時〜15時20分:語学学校(母)
16時過ぎ:長女帰宅(セカンダリー15時30分終了)
16時30分頃:スクールバスお出迎え(次女)
17時前:帰宅(次女・親)※買い物して帰ると17時半頃
18時〜18時半:夜ご飯
~20時頃:片付け・お風呂
~21時半くらいまで:宿題・勉強・子供の宿題手伝い等
22時半〜23時:就寝
学校以外は日本の生活と変わってないです。日本ではフルタイムで働いていた事もあり、今は逆に時間にゆとりがあるので生活が「楽」です。なにより、子供が大きいので、特に手のかかる事はありません 笑洗濯物は子供の仕事でさせてます。勉強も根つめてはしないようにしています。最初の1年は環境に馴染んで楽しむことを一番においています。
・小学生(Grade6)
毎朝スクールバスで行っています。学校でのコミュニケーションはipad(学校の)を使用してなんとかしているようです。言葉が通じないですが、学校で1人になる事はないようで、友達もすぐにできたようです。
コニュニケーションを必要とする教科やプレゼン等の時間は付いていけてないようですが、音楽や体育、算数の計算問題等は問題なくやっています。日本にないイベントや勉強の仕方なので、分からないなりに楽しんでいます。
・中学生(econdary2)
エレメンタリーと違い、各授業で教室移動があるため友達を作るのがかなり難しいようです。学校のipad等のツールは無く、自力でコミュニケーションを取らなくてはいけないようです。たまに先生がgoogle翻訳で日本語に訳して話してくれるようですが、そんな事は滅多に無く、ほぼ自力だそうです。中学校の授業レベルの英語力、そして不登校だった事もあり、さぞかし厳しい状況下にいる事だと思います。。2、3ヶ月目でつまずき始めました。
学校を1週間ほどお休みました。その後、日本人のお友達(男の子)のおかげもあり今は楽しく学校へ行っています。友達も1人出来たようです(お友達になろうと声を掛けられたようです)最近は帰ってきたら学校の話しを嬉しそうに自発的にするようになりました!!大きな進展です!
勉強面はもともと根が真面目なのと、勉強はする時にはするので、今は言語の壁がありますが、私が見る限りは頑張ってはいると思います。(必死ではないですが 笑)
(この御家族とは、LINEとメールで連絡させていただいています。)
1度もお会いした事がありませんが、とても親身になって話を聞いていただける方です。お子様がいらっしゃる事、松下さん自身の留学経験もあるので、お話いただく事はとても参考になります。連絡後、お返事もすぐに返してくださいます。とても頼りになる方です。
留学前は移住を視野に入れてましたが、現時点で子供が節に日本帰国を願うので、今の目標は親子3人で共に成長して帰る事です。自信を持って日本に帰る事です。
私は飛び出して来てしまったので、準備期間はほぼありませんでした。やはり、事前準備はしっかりとした方が良いということは確かです。(が、飛び出してきてもなんとかなっています)
事前準備はこちらでの生活についてもそうですが、言語を少しでも多く学んでから留学した方が吸収が早いと思います。
以下は、送っていただいた写真です。
ありがとうございます。
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インタビューへのご協力、ありがとうございます。